YG性格検査は心理学的根拠に基づいた信頼性の高い性格検査です。人材の適材適所のための活用方法をご紹介します。

YG性格検査のA型について

YG性格検査では、5つのパターン図(A,B,C,D,E)から性格の輪郭をつかむことができます。
型に優劣はありません。その中のA型について解説します。

A型はプロフィール表(採点結果のグラフ)の座標位置が中心に集中した平均型です。情緒安定性、社会適応性、行動性、活動性、主導性が平均的に収まります。
A型の性格は平均的な向性になるため、評価は難しくなります。では、どのように評価すればよいのでしょうか。
中心に集中した各因子を眺め、中心より左右に大きく突出した因子の有無をチェックし、突出した因子に注目します。
例えば、因子Dが左寄りの場合、「明るい人」と見立て、因子Nがやや右寄りであれば「やや神経質な人」と見立てていきます。
A型の特徴として言えることは情緒安定性のバランスが取れている人が多いことです。
A型は平均的で特徴が少ないですから、プロフィール表の突出している因子の関係をよく見て判定します。テスト後の行動、人間関係などをよく観察し、判定との差異をチェックします。

総務・経理に向く人材

YG性格検査の5つのタイプからはA型が総務・経理職に最も当てはまります。

企業・組織では、総務・経理の部署は、「センター」と言われます。
この総務・経理の部署が
  • しっかりと落ち着いて業務が行われている
  • 会社の資本が守られている
  • 良い人材が確保されている
という状態であれば、中心の核が安定しており、会社に心配がなく、営業部門、生産部門、開発部門が安心して企業の機能を発揮できることにつながります。
総務は、会社の顔です。総務をみれば、どのような会社か、組織風土が読み取れます。

経理は、会社の土台です。

緻密に間違いなく資産・資本が管理されることが求められる部署です。
企業の優劣を決めるのは企業規模ではなく、資本利益率です。
会社の効率を診るには、資本回転率です。
資本が1年間に何回転しているか判定します。
企業は、総務・経理の部署に配属する人を多数の中から厳選して1人を選び出すぐらいに慎重さが必要です。
  • 会社の内部データを護る人
  • 約束を厳守する人
  • 自己の利益を優先しない人
  • 信頼のできる誠実な人
  • 知恵のある人
  • 思慮深い人
  • どちらかというと地味な人
等々を見ることでしょう。
総務・経理職として採用される人材は、型判定だけでなく、落ち着きのある派手好きではない人、おしゃべりでない寡黙の人、行動特性が熟慮型であるか、因子をよく見て判断してください。

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書籍「YGテスト入門」
で詳しく解説しています。