12尺度の因子Coについて

YG性格検査は人の性格特性を12 の尺度(因子)から測定し、グラフ化にしてその因子の強弱の程度を5段階に区切って判定、診断します。

12の尺度の1つ、「因子Co」について解説します。
Coは人間関係特性の側面から協調性を測定しています。

点が低いと(段階1,2)

  • 協調的(性格・考え方などの異なった者どうしが、互いに譲り合って調和していこうとすること=協同調和の意)
  • 相手を信頼し開放的
  • 警戒心が低い

さまを表します。
見知らぬ人とも警戒せずに対応するため、だまされたりもしますが、人に好感をもたれます。
チームワークのメンバーとして適切な人材です。

また、営業担当者として、営業のスキルには乏しいが、お客様に可愛がられて高い受注高を得ている人もいます。

因子Oと因子Coの双方の点が低い人は、人に妥協しやすいと言えます。
行動特性因子Agの点も低いとその傾向は強まり、人の言いなりになりやすい人です。

逆に点が高くなる(段階4,5)ほど

  • 非協調的(協調的でないさま)
  • 人を警戒し信用しない
  • 人に対して用心深い

ことを表します。

事例として、スポーツ選手の場合は、団体競技より陸上競技や武道のような単独競技をする傾向にあります。
野球は団体競技ですがピッチャーには、このタイプの人が多くいます。
打者に対する警戒心、自分のピッチングスタイルにこだわるなど、行動態様が非協調性を表しています。

ある非協調的(段階4)な営業担当者は、お客様の表面的な発言を鵜呑みにせず、真の心の願いを傾聴しました。
その結果、お客様との信頼関係が深まりました。
営業成績も常にトップです。

(長谷川好宏著 「YGテスト入門」より)

 

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