YG性格検査を活用した 研究・技術・開発職の採用

採用などの面接では、消極的にみえて印象のよくない方がおられます。
YG性格検査の型判定(15種類に分類)では主にE型=異色型・寡黙の人と判定されるグループの方に多く見られます。

情緒が不安定で、非活動的な方で、ちょっと一般常識からずれていて、と採用に敬遠されがちなタイプです。
しかし、このタイプの方の中には、創造性が豊かで、優れたユニークな発想をされる方がおられます。
芸術や技術的な才能を持っている方も多く、その能力を活かした職種に就くと、才能を発揮し、成果をあげることもあります。
思考性が内向きだからこそ、一つのことに集中し、深く思考できる適性があります。
その反面、人とのコミュニケーション、社交性を苦手とし、不都合があると自分のうちに閉じこもってしまいます。
ですから、その方のもつ才能が社会で活かされてないことが多いようです。
このような人こそ、これから発展、飛躍しようとしている企業、常識に囚われない新しいアイデア、技術の開発を目指す企業には必要な人です。
ただし、研究、開発など知的作業に携わる方には、一般よりも高い知能レベルが求められますので、YG性格検査とあわせて、キャッテルCFIT知能検査をされることをお勧めいたします。

性格のバランスがよくない人がわかります

YG性格検査の結果、型判定を行うと典型的なA型,B型,C型,D型,E型以外にそれぞれに準ずる準型や混合型の人がいます。
準型は典型的な型から性格特徴がやや薄くなった型です。混合型はA型ともう1つの型が混じっているタイプです。そのような人の中にはYG性格検査の結果を表すプロフィール図を見ると左右に大きく振れて、プロフィールの形状がギザギザになっている場合があります。これは性格の中に葛藤がある表れです。その人の性格の因子間に不一致があり、その度合いの状態を表していると思われます。

人材を採用する場合は、YG性格検査の結果がノコギリ刃のようなギザギザしたプロフィール図の人には注意して充分な面接が必要です。
社員の場合は、その原因を見つけてカウンセリング(聴く姿勢で説教しない)によるフォローアップをしてください。本人に気づきを持ってもらう必要があります。

YG性格検査を利用すれば、このプロフィール図の形状から被検査者の性格のバランスが良くない状態にあることが判別できます。これはYG性格検査の優れた特徴です。このことはYG性格検査の専門用語では内的整合性と言い、J.P.ギルフォード教授の草案になるものです。これを現著者の先生方は日本人に適合するようにYG性格検査をつくられました。

(長谷川好宏著 「YGテスト入門」より)

 

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