12尺度の因子Agについて(2)

YG性格検査は人の性格特性を12 の尺度(因子)から測定し、グラフ化にしてその因子の強弱の程度を5段階に区切って判定、診断します。

12の尺度の1つ、「因子Ag」について解説の補足をします。
Agは行動特性の側面から攻撃性を測定しています。

初めてYGテストの評価をする人は「攻撃的」「攻撃的でない」という因子の意味に戸惑いを感じられます。
この因子Agは、行動特性を見る上で大事です。
その人の生き方、仕事振りを推測できるからです。

攻撃的というのは、その人の性格の内にある本能的な態様です。
お腹の丹田(へその下の辺りの所)からわき上がってくるエネルギーの感覚です。
これは人を動かす舵取りのようなものです。
大きな業績、偉大な人物の成果などは「攻撃的」という性格から発現したことも多いと思われます。

多くの経営者にインタビューしたところ、攻撃的な人が多数を占めます。
彼らのYG性格検査の結果は因子Agの点が段階4~5でした。

また、この因子Agは、人間関係特性の因子Oと因子Coと合わせて、社会的適応を見ることもできます。
3つの点が低い人は、仕事にやる気がありませんし、自己卑下を現している時があります。
人に妥協しやすく自分という存在がないさまで、人の言いなりになる人です。

(長谷川好宏著 「YGテスト入門」より)

 

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